ただ、目の前の人が笑ってくれたら嬉しい。
北九州ケアニン上映リレー大会の懇親会でご縁をいただき、
ケアニン、ピアを生んだ加藤忠相さんが岡垣町に来てくれました。
岡垣ツアー。
そして資さんうどん。
なんと加藤忠相さんは、
インフルエンサー!とのこと。
Ageing Asia Global Ageing Influencer 2019(アジア太平洋地域の高齢化に影響を与えている最も影響力のある指導者)に選ばれたそうです。H31.2
認知症として、高齢者にラベリングするのではなく出身は?好きな食べ物は?何が得意??
今まで生きてきたストーリーを知ること。
それを知った上でどう関わるか?
プロとしてアセスメントすること。それを大切にしているとのこと。問題行動って?都合のいい解釈の枠に押しつけてない??
記憶は失っても感情は残る。
たくさん感情に残るお話をいただきました。
岡垣町をぶらりした後は小倉城へ。
社会の先生だった加藤忠相さん。
小倉の歴史をたくさん教えてくれました。歴史の裏話が面白かった。こんな社会の先生に教えてもらいたい。歴史のお話が面白くて時間があっという間に過ぎて、4時の上映にギリギリになってしまいました。
地域共生ってなんだろう?
スライドの中で流れてきた写真。
おばあちゃんに、赤ちゃんの帽子を編んでもらったり
妊婦さんの腹帯を巻いてもらったりする姿。
薬漬けで、車椅子に固定を強いられていた生活から、頼られる存在になる姿。
社会はいつから個人でなんでも解決しようとするようになったんだろう。
もっともっと教えてもらいたい。
おばあちゃんが漬けるスペシャルなお漬物の漬け方や着物の着付けの方法。ミシンの使い方。
いちばん心に残ったお話は、
にこりにも似ているところがあった。
そもそもリスクマネジメントって何?
そのリスク
誰にとってのリスク?
人生を豊かにするには、リスクはつきものということ。
豊かに生きる。
それはベッドで過ごす毎日ではなく、
町に出ること、人と触れ合うこと。笑い合うこと。
社会を変えるなんて思ってない。
目の前の人の笑顔になるとき、この仕事をしててよかったとそう思う。ただそれだけ。
その人の願いは何?それをかなえるには?
もちろんそれを叶えるには、ひとりよがりでない、相手のストーリーを知ること。本当の願いを知ることが大切だと思う。
目の前の人が笑ってくれる。
それが、わたし達の人生をも豊かにしてくれると思う。