にこりの活動レポート 2024Activity Report 2024
2024年度は、にこりが認定NPO法人として新たな一歩を踏み出した一年でした。
「夜のおあずかりデイサービス」、「スナックにこり」、「にこりと学ぼう!」など活動の幅もさらに広がりました。
はぐむのあかりクリニックとの連携も深まり、医療・福祉・生活面のサポートを通して、
一人ひとりの困ったを解決し、こどもたちと家族があたりまえに笑って過ごせる毎日に寄り添い、歩み続けています。
寄付について
2024年度にいただいた寄付総額
※2025年3月31日現在

- 個人の寄付(のべ330件)
- 87人
- 法人の寄付(のべ15件)
- 6法人
セミナー・講演について
〈開催・登壇数〉
医療・福祉職の学びの場 「にこりと学ぼう」を2年ぶり、4回に亘って開催!食支援・リハビリテーション・OJT・虐待防止のテーマで外部の専門家を招き、たっぷり学びました。
2024年の主催セミナー・登壇一覧職員について
- 保育士
- 3人
- 助産師
- 8人
- 看護師
- 25人
- 理学
療法士 - 3人
- 作業
療法士 - 2人
- 介護
福祉士 - 3人
- 社会
福祉士 - 2人
- 看護
助手 - 1人
- 栄養
士 - 1人
- 調理
担当 - 1人
- ヘル
パー - 3人
- 事
務 - 5人
- 教
員 - 1人
にこりで働く仲間を募集中です。
ヘルパーになるための介護職員初任者研修も実施中!
事業ごとの延べ利用者数
※NPO法人にこりとしての運用後(2019年〜2024年)の集計
こどもたちの支援

産前産後の支援

親子の支援


NICORI NEWS 01 いつもにこりを応援してくれている皆さまにこりが「認定NPO法人」になりました。
2025年3月6日、にこりは「認定NPO法人にこり」になりました。
このような大きな一歩を踏み出せたのも、日頃からにこりを支えてくださる皆さまのおかげです。心より感謝申し上げます。

2016年8月。にこりは小児専門の
訪問看護ステーションとして
活動を開始しました。
2017年には「こどもデイサービスにこり」を開設し、
2018年には「NPO法人にこり」を設立。
こどもたちとその家族が
笑顔あふれる生活を送ることができるよう、
地域で支援の輪を広げることを目的として
これまでさまざまな活動を続けてきました。

医療の必要なこどもと家族の支援、
そして地域の親子の支援へ
今では、相談支援・居宅介護・福祉有償運送・喀痰吸引研修機関・介護職員初任者研修、保育所等訪問事業を通じた包括的なこども支援が増え、さらに2020年からは北九州市で「産後ケアステーションにこり」を開設。産後うつや乳児虐待の予防など、地域全体の子育て支援へ活動の幅を広げています。

認定NPOになったことで、
より充実した支援を行えるようになります。
にこりはより信頼性の高い団体として、
これまで以上に活動の幅を広げ、
こどもたちやご家族のために充実した支援を
行っていくことができるようになります。
こどもたちとその家族が笑顔あふれる毎日を過ごせるように、
「できない」を「できる」に変えていく
制度にとらわれない活動を続けていきたいと思います。
これからも、いっぱい笑って、いっぱい遊ぼう。
NICORI NEWS 02夜のデイサービス&お泊まりにこり!
ふだんは昼間だけのこどもデイサービスで、
初めての夜間デイサービス&お泊まり体験会を開催!
5人のこどもたちが参加してくれました。

どきどきワクワクのお泊まり会、
安心な環境で楽しく過ごしました。
日中はふだん通りにレクリエーションをしたり
専門職によるリハビリを受けたりして過ごし、
夕方からは…待ちに待ったチョコレートワークショップ!
預けているこどもが楽しんでいると思うと、
ご家族も自分たちの時間をより楽しめると考え、
必要なケアをするだけでなく、
しっかり楽しい時間を提供しようとスタッフが企画。

24時間の見守り体制。
宿泊するこどもたちは、夜中もケアが必要なため、
ふだんからこどもたちと関わっている
看護師や介護士のスタッフが24時間体制で見守ります。
もしもの場合を想定して医療機関とも連携し、
機器などの設備も整えました。
翌日、こどもたちは何事もなく朝を迎えて帰宅。
楽しかったと思ってもらえたら良いな〜。
今回の経験を元に、今後は定期的な開催を計画しています。
夜間デイサービス&お泊まり体験を
ご利用されたご家族の
-
いつもはデイから帰ってくる前までに自宅に戻らないといけなくて、お兄ちゃんが遊びたいだけ遊べるというのはなかったので、自由にあっちこっち行くのは久しぶりでした。
-
病院のショートステイだとレクリエーションなどはなく、こどもにとっては、デイのお泊まりならいつも一緒のお友達もいるし、楽しく過ごすことができるなと思いました。いつものデイでお泊りができるようになったら助かります。あと、安心というのが一番です。
-
お友達と一緒に泊まると言う貴重な経験ができて娘も喜んでいました。当たり前のようで当たり前ではないと言う事を、日々娘を通して感じています。安心して預けられる場所があることに、ほっと一息出来ました。

普段は中々夜にお出かけできない
パパやママ、もちろんこどもたちのきょうだい児さんも。
こどもたちが夜デイに行っている間に普段できないことを、
ぱーっと楽しくみんなで楽しもう!と
幻のように現れ消えてゆく酒場、スナックにこりが今年もひっそり開店。
みんな一緒に飲んで食べて、
色んなことをおしゃべりする時間になりました。


みんなでつくる
インクルーシブなお祭り
にこりのお祭りは、難病や障がいをもつこどもたちが
お祭りを通じて社会と関わりを持ち、
この地域のみんなが笑顔になれる
インクルーシブな地域交流の場になることを目的としています。
北九州市や黒崎商店街の皆さん、
学生さんなど地域の皆さんと一緒に開催・運営しています。

ワンコインから支援できる
「funfund」のご案内
お祭り開催への
寄付を募っています。
お祭りの開催には、車椅子やバギーでも通りやすい会場の確保、
医療スタッフの配置やブースの準備など、多くのサポートが必要です。
こどもたちの楽しかったー!の笑顔につながるファンファンドの寄付。
500円の寄付で休憩スペースの備品をひとつ準備できます。
お祭りに必要なこどもたちのサポート体制を整えるために、ぜひ応援してください!

みんなで一緒に
いっぱい笑って、いっぱい遊ぼう!
去年は荒天で中止となってしまいましたが、
今年は雨でも万全の体制で開催できるよう、準備中です!
医療的ケアが必要なこどもどもたちや障がいのあるこどもたち、そしてそのご家族も安心して楽しめる
「災害対策・地域交流・遊び体験」をテーマとしたお祭りを企画しています。
最新情報は公式Instagramをチェックしてください。
1年間色々思い出がまだまだあります! 2024年のにこりニュース!

日本財団あそびのむし
病気や障がいがある子でも夢中になって遊べること等をコンセプトにした70点のおもちゃセットを日本財団と東京おもちゃ美術館よりいただきました。はじめてみるおもちゃにみんな興味津々!

生まれてはじめてのいちご狩り
毎年恒例のいちご狩り!医療用バギーが通れるよう作ってくださっている広渡農園さんでは、毎年多くのこどもたちが生まれてはじめてのいちご狩りを体験しています。きょうだい児さんもパパママもみんな笑顔になった一日。

地域のおまつりでわにわにパニック
にこり本部のある岡垣町で開催されたお祭りに、にこりのわにわにパニックが出店。
手作りのわにわにパニックに、大人もこどももたくさん遊びに来てくれました。
地域の方ににこりの活動を知ってもらう貴重な機会にもなりました。

お母さんをひとりにしない、にこりの産前産後のサポート
いつも予約でいっぱいの産前産後ケアステーション。今年は開所日を増やしました。母子支援に特化した「おやこの訪問看護」もここ数年大きく伸びています。お母さんに産後うつや発達障がい等がある場合や、双子・三つ子の場合など、長期的なサポートを必要とする家庭もあります。どちらの事業もお母さんたちに必要とされていることをますます実感しています。
ご寄付・ご支援いただいた皆さまNicori Supporters
2024年度も沢山の皆さまに
ご支援をいただきました。
ご寄付・ご支援いただいたみなさま、
本当にありがとうございます。
※掲載の許可をいただいた方のみお名前を掲載しています。 ※お名前・団体名は五十順
赤木幸子さま、秋野大知さま、荒木愼一さま、医療法人杏華会理事長 浅井大介さま、天藤渚さま、石本健治さま、今井麻衣子さま、一江貴之さま、伊東浩樹さま、岩﨑公良さま、大木茂さま、大曲昭恵さま、Officeピア・サポート 加治屋知津さま、尾上晃子さま、Dioホールディングス(株)神村武志さま、一般社団法人北九州青年経営会議さま、工藤一成さま、鮫島輝美さま、坂井主税さま、嶋岡鋼さま、進谷憲亮さま、志垣実季さま、柴田法弘さま、SkyeEnglish英会話教室さま、末森純さま、田中幸子さま、田中寿美子さま、高野志保さま、立石晃一さま、高尾覚さま、株式会社大福不動産さま、チャリティサンタさま、手嶋一雄さま、ドクターキューブ株式会社さま、長崎琢磨さま、長崎修二さま、長岡菜都子さま、中島健太郎さま、中村真弓さま、中村健太郎さま、中村牧さま、西村純子さま、原邦雄さま、濱誠克さま、原田健治さま、広渡農園さま、渕恵子さま、古野憲司さま、堀内哲さま、増永英尚さま、松尾陽子さま、松永もうこさま、眞山昌さま、桝田悠葵さま、松井晃さま、水谷亮さま、三木あずささま、宮田綾子さま、室井博之さま、山下信也さま、山家滋さま、八幡熊手郵便局さま、山本徹さま、山本祐輔さま、米原昌三さま、吉永剛志さま、そのほか匿名でご寄付・ご支援をいただいたたくさんの皆さま
寄付金の用途の一例
- ・海水浴
- ・クリスマス会
- ・室内遊具
- ・スナックにこり
- ・こどもたちの誕生日プレゼント
- ・こどもデイサービス夜のお預かり、お泊まり

医療法人杏華会 理事長
浅井 大介
人は誰もが、何かしらの「弱さ」を抱えて生きています。けれども、その弱さに気づけなかったり、認められなかったりすることで、苦しみが生まれることがあります。だからこそ、自分や他人の弱さに気づき、受け入れ合うことで、今ある幸せに感謝できるのだと思います。にこりさんの活動は、人の弱さを認め、許し合い、支え合う、今の日本にとってかけがえのない尊く大切な取り組みです。そして、その活動に必要なのは「仲間」の存在です。仲間がそばにいてくれるからこそ、人はまた一歩を踏み出す力をもらえます。「今日もやってみよう!」そう思えるのです。遠く離れてはいますが、同じ想いで活動する仲間として、心から応援しています。

松尾ファミリークリニック 小児科専門医
松尾 陽子
医療的ケアが必要なこどもたちとご家族をやさしく支えておられる「にこり」さんの活動に、いつも感動し、励まされています。こどもたちの毎日がこれからも安心で楽しくなるよう、私も地域の小児科医として応援できると嬉しいなぁと思っています。これからも応援させてください。
Nicori Seminars & Lecturesセミナー開催・講演登壇
にこり主催「にこりと学ぼう!」
オンラインセミナー
にこりでは、医療・福祉に係わる様々なセミナーを不定期で開催しています。
毎回テーマに沿った専門家に登場いただき、講演と質疑応答でたっぷり学ぶオンラインセミナーです。
様々な立場でこどもたちやご家族をサポートされている方、また当事者やご家族の方もぜひどうぞ。
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医療的ケア児の食支援
〜医療的ケア児の未来を見据えた栄養のハナシ〜 講師: 辻本若菜先生 医療法人メディエフ寺嶋歯科医院 管理栄養士小児在宅の現場で精力的に活動されている管理栄養士の辻本先生。日々の暮らしに根ざした栄養のおはなしについて、たっぷり1時間学ばせていただきました。
こどもたちがお家で生活することに寄り添った視点で、歯や口の機能、姿勢、道具の工夫など、栄養・アレルギーについてなど。食支援の大切さを実感しました。さまざまな工夫で食をたのしむことができること。胸に残りました。
ICFモデルから考える医療的ケア児の未来 講師: 稲員惠美先生 静岡県立こども病院リハビリテーション診療支援部リハビリテーション室
小児の理学療法とICF(国際生活機能分類)からみた予後予測とその阻害因子ついて講演いただき、リハビリテーションを通したこどもたちの支援と家族へのサポートについて学びました。
効果的なOJTのやり方を楽しく学ぼう 講師: 濵田千枝美先生 産業医科大学病院救急・集中治療科シミュレーション教育マネージャー
医療・福祉現場での人材育成や、より質の高いサービスを提供するためにどうすればよいか?OJTの学び方、教え方、フィードバックのポイントまでたっぷり学びました。
つながるチカラ〜虐待防止ネットワークが未来を変える〜 講師: 田中祥一朗先生 小児科医師で『Children First FUKUOKA』代表
虐待予防を目指した地域連携に精力的に取り組まれている田中先生。虐待を防ぐという言葉の奥にある、それをとりまく環境や家庭・地域へのまなざしの大切さをあらためて学びました。こどもたちのレジリエンスを育めるようなにこりでありたいと感じた、心に深く残る時間となりました。
講演・登壇
小児の在宅支援をはじめ、リハビリによる療育、こどもの意思決定支援、
グリーフケアなど、さまざまなテーマでお話する機会をいただきました。
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第97回日本産業衛生学会日本産業衛生学会
医療的ケア児の保護者の就業に関する心理的ストレス要因の研究(第1報)
北九州地区小児在宅医療セミナー 小児がん在宅医療
~望んだ場所で過ごす患者家族をささえるために~北九州地区小児在宅医療研究会にこりで実践するグリーフケア
日本新生児成育医学会 第6回webセミナー日本新生児成育医学会
エビデンスを越えて街に出よう
第46回 日本呼吸療法医学会学術集会
〜過去(これまで)と、現在(いま)と、未来(これから)を標す〜日本呼吸療法医学会在宅看護から見える、在宅呼吸管理の未来
第37回日本看護福祉学会学術大会
〜こころ×いのちxこども〜それぞれの『ま』の解釈と演出〜日本看護福祉学会医療的ケア児の支援の現場から
医療的ケア児に関する講演会京都医師会
医療的ケア児支援の現状と北九州市の取組み(荒木)
、医療が必要な子どもたちと一緒に作る道(松丸)医療的ケア児が安心して生活できる地域の在り方を考える
~医療的ケア児家族が育む優しいまちづくり~福岡の医療と教育を考える会医療的ケア児の生活を支援する
第13回日本の小児在宅医療支援研究会
〜医療的ケア児の人生の節目をハッピーに〜一般社団法人日本小児在宅医療支援研究会在宅移行支援における多職種連携(荒木)、
学校へ行こう ~療育・園・学校での育ち~(松丸)産業医科大学学会産業医科大学
産前産後ケアと母子支援に特化した訪問看護
難病従事者研修宗像・遠賀保健福祉環境事務所
医療的ケア児の災害対策~現場の声
久留米医師会看護専門学校講演久留米医師会看護専門学校
にこりの取り組みの紹介。〜一緒に笑って一緒に遊ぼう〜
こどもを主語にした意思決定支援
〜看取りを見据えて関わる際に大切にしたいこと〜医学書院自宅にとどまらない、小児の訪問看護
小児在宅支援研修会認定NPO法人NEXTEP
子供の想いに寄り添って ~意思決定支援について考える~
第19回病児の遊びとおもちゃケアフォーラム認定NPO法人芸術と遊び創造協会、東京おもちゃ美術館
リハビリ専門職による療育支援

にこりサポーター募集中!
こどもたちに、よりよい環境とたくさんの新しいワクワクを。
にこりの活動を、継続的に応援してくださる方を募集しています。
私たちにこりは、創立7年目を迎え、
この度「認定NPO法人(認定特定非営利活動法人)」に認定されました。
これからも多くのこどもたちと家族の暮らしをサポートし、
共に歩んでゆけるよう、お力添えください。
認定NPO法人とは?
高い公益性をもつNPO法人を自治体が認定することで、その活動を支援する制度。
一般から広く支持されていること、活動や組織運営が適正であることなどが認定の条件。
(認定NPO法人になったことで...)
皆さまからのご寄付が、
寄付金控除の対象となります!
ご寄付後に手続きをすることで、
所得税、法人税、相続税などの控除を受けられます*。
詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
*2025年3月6日以降のご寄付が対象です。
これからも変わらぬご支援を、
どうぞよろしくお願いいたします。











