温かいごはんから、付き添い入院の暮らしを考える。NICORI DLISH

子どもが入院すると、家族の暮らしも大きく変わっていく。
突然の入院もあれば、数週間、数か月単位で続く長期入院もあります。
病気の告知を受けた日。
治療の説明を聞いた日。
これからどうなるんだろうと、不安でいっぱいの夜。
それでも、時間は流れていきます。
どんなに悲しくても、お腹はすく。
アンケートに書いてあったことば。
・炊き立てご飯にお味噌汁が飲みたいなと。・付き添い中の大きな励みになりました。・長期入院中の楽しみのひとつになっています。・病気を告知されて悲しくてもお腹はすく。ほっとできる食事を食べて心が救われた
・告知後のお弁当だったので泣きながら食べました。
そんな声があった。

届けて終わりにしない
NICORIデリッシュは、まだ始まったばかりの取り組み。
利用されたご家族にアンケートをお願いしてきました。
本当に必要なものが何か。
付き添い入院の中で、ほかにどんなことに困っているのか。
できるだけ、ありのままの声を聞いています。
アンケート結果は、産業医科大学の小児科の病棟と、内容の共有をしながら、本当に必要なものはなにか?を一緒に考える。
心が追いつかないような日にも、身体は生きようとする。
だからこそ、そんな日の食べるを、ほんの少しでも支えられたらと思います。
ごはんから見えてきた、付き添い入院の日常。
アンケート結果から。
一時的に子どもを見てもらえること。
休めるベッド。
冷蔵庫やウォーターサーバー。
話し相手。
ゆっくり食事ができる環境。
いろんな声が寄せられています。
温かいごはんの、その先へ
私たちが少しずつ教えてもらっているのは、ごはんの向こうにある、その人の暮らしを見ることなのかもしれません。
ある、ママは、お弁当を食べたあと、
自分の身体のことも大事にしないとなと思った。
子どもの病気がわかった日も。
先の見えない治療が続く日も。
何か月も病院で朝を迎える日も。
そして、温かいごはんを食べて、
ほんの少しおいしい。幸せ。と思える瞬間もある。
NICORI DELISHは月1回の、小さな小さな取り組みです。
一食で、付き添い入院の大変さを変えられるわけではありません。
それでも。
今日、この人が温かいごはんを食べられる。
その小さなことを、大切にしたい。そして、そこから聞こえてくる声を、次ににつなげていきたい。








ごはんから見えてきた、付き添い入院の日常。


